2018.12.27

仏教の宗派について 2

●真言宗
おなじみ弘法大師空海が開いた宗派です。密教の優位性を説く教義が特長で、天台宗の「台密」に対して「東密」(教王護国寺=東寺)と称されます。
師資相承を旨とするため、分派が大変に多い事でも知られます。代表的な宗派は16あり、その対本山が18あるため真言宗十八本山と呼ばれています。その中で大きく分けて古義真言宗(高野山真言宗が代表格)・新義真言宗(豊山派・智山派)・真言律宗の三つに分類されます。

修行により大日如来と一体となり即身成仏になりえるとの弘法大師の教えが根本で、その修行は印を結ぶ(身密)、真言を唱える(口密)、瞑想する(意密)の三密のほか、森羅万象は地水火風空識の六つからなるという六大、この六大をとらえる事が出来る四つの曼荼羅が四曼で、これら六大・四曼・三密が真言宗の教義の根本というわけです。
ただこうした教義のお話ではなく、真言宗とは切り離されたところで「お大師様」による逸話が巷では広く話されている事は御存知の通りです。お大師様は日本全国のあらゆるところに顔を出し、その行いが多く伝説となって残っていることから、逆にお大師様の偉大さが解ろうというものですね。